血液を汚す古便(宿便)とはなにか?

 東洋医学では昔から宿便というものがあるとされてきた。1800年代ソ連の微生物学者メチニコフ(Mechnikov 1845-1916)は宿便のことを認めて簡単な記録を残した。いずれにせよ現代医学は宿便のことを認めない。ところが私のところで天然の宿便取りを飲んで、腸もみで小腸の蠕動運動を促すと、一日3回から7回くらい変わった便、時には黒くなったかたまりの便が大量に出る。これらの便は全部出すというところまでおよそ半年から一年かかる。(断食をしても黒い便がでる。しかし氷山の一角に過ぎない。)今まで私のところにきたクライアント達は例外なくこれを実施した。同時に生野菜と生穀物の粉を水で練ったもの、沸騰していない生の水を飲んで生活をすると想像を超える古い便がたくさん出てくる。これは誰にでも起きる現象だった。

 今まで宿便に関しての50年間の経験からして、宿便がありえないということは私は理解できない。もし、本気で宿便を認めない方は私のやり方で自分のお腹から宿便を出してみなさいと言いたい。だいたい、宿便がないという見解をお持ちの方たちは私のやり方も知らない方だとしか思えない。真か虚言か論じる前に自分でやってみなさいと申し上げたい。宿便を映したカラーの人体写真を紹介する。

世界的に有名な雑誌National Geographicの表紙。

2004年8月出版

 普通のエックス線(X-Ray)写真は白黒ですがこれはフルカラーの人体写真。白い部分は脂肪です。お腹の小腸部分に黒く映った物体は右のような黒くなった宿便です。この写真は左の雑誌に掲載されたものです。

  

 米国の医者バナード・ジェンセン(Bernard Jensen 1908-2001)が死んだ人の腸から取り出した宿便たち。いろんな形をしている。実際私たちが腸もみして出すときはこれほど大きくは出ない。小さく砕かれて他の便と混ざって出る。

 見るに堪えませんが実際にほとんどの人のお腹にあり、腸を揉んで天然の下剤を飲むことでこれらが出てきます。


古便(宿便)はいつから溜まりはじめるのか

 女性が妊娠したら約5か月ごろ胎児に腸が形成される。それで母体から栄養をへその緒を通して補給する。この栄養は胎児の腸に入る。この時の栄養は100%吸収可能な純粋な栄養ではない。我々の世界では妊娠中にはもっと栄養を摂らなければいけないと思い込まされ、大量の動物性食品やカロリーの高いものをとる。それに付随して化学調味料や添加物もとる。これらがみんな胎児を汚染させることになる。すなわち、胎児はおなかにいる時から汚染されている。へその緒を通してもらった汚染物も含まれる栄養は胎児の腸で消化する。それで良質でない栄養も吸収して成長する。汚染された栄養が奇形児や赤ちゃんの頃からの病気の原因にもなる。

 

この消化作用の際に大便が発生する。大便は胎児のおなかに溜まったまま産まれる。産まれたばかりの赤ちゃんは何も飲んだり食べてないのにおなかが異常に大きい。これを不思議に思う人は誰もいない。その中には一日5回から7回くらい、約2か月排泄する量の胎便が溜まっている。これを全部自然な方法で排泄した人は世の中にあまりいないと思う。なぜそう言えるのかそこには訳がある。この胎便を自然な方法で排泄するには妊娠前からお母さんが生の穀物と生の野菜、生の水を飲んで生活すること。そうすると妊娠後にお母さんはつわりをしない。妊娠中毒、便秘、妊娠糖尿などもない。しかも分娩の時に簡単に産める。それと親子そろってものすごく健康。生まれた赤ちゃんには一番最初にでる初乳を飲ませないといけない。それから母乳を続けて飲ませると一日約5~7回くらい2か月ほど変わった便がでる。これら一連の流れはわたくしの実の娘の出産で体現済みである。

 

妊婦のおなかのイラスト
A.妊婦
胎児とへその緒のイラスト
B.胎児とへその緒
胎児のへそと腸のイラスト
C.胎児のへそと腸

この絵たちは米国カリフォルニアのUCLA医科大学で使う解剖学の教科書に記載されている。

 

生後、排泄されていない胎便はどうなるのか?

 生後、排泄されるべき胎便は後になって歳月が経つほど猛毒になる。

穀物と野菜でも熱を加えて調理をすると様々な栄養が破壊され、生のものとは全く違う物質になる。また動物性を含む食事も猛毒となる。これらを食べると一部は排泄されるがその一部は腸に溜まる。これが十年、五十年後には相当な量になり、スリムな大人でも15㎏~40㎏の古便(宿便)を抱えている。この古便には前章で述べた排泄されていない胎便も含まれる。その結果腸の蠕動運動を妨害し吸収も悪くなる。小腸の壁にたくさんある絨毛の間にも入り、そこで吸収される。この毒素は吸収されて血液を汚す。この汚れた血液は細胞を腐食する。いわゆる毒素である。これが癌を引き起こす要素である。ところがこの事実は全く研究されていない。

宿便の悪さ

 私たちは火を通した食事と間食を摂って一日に一回便通があればそれで食べたものが全部出たと思っています。考えてみてください。一日3回食べる私たちの食事の量と間食の量を。一回出てどれだけの太さと長さか知りませんが3食分食べた量が出るには最低直径2.5cm、少なくとも40cm以上のものが出てくれないと3食分が出たとは言えない。そうだとしても火を通して調理したものを食べると小腸にまだ残るはずです。それぐらい出てない場合は相当の量が毎日小腸に残留すると考えられます。これが50歳になるとすると50年溜まった宿便は最低10Kg、大きな体格の方なら30kg以上にはなるはずである。こうなると肩こり・腰痛・片頭痛・花粉症・生理痛・不眠症・膠原病(実際に治った方が大阪にいます。)など様々な症状と知らないうちに血液にも宿便から毒素が入って血液が汚れる。様々な成人病を起こす重要な原因になると考えられる。このことは信じられないのだが宿便を出しながら上記の症状が弱まって最後にはその症状がなくなる。私の50年の経験からしたら間違いなく95%の人が同じパターンで体調が良くなっていった。

 

■ヤング先生の【病気・不調の見解】

 □現代病とはどういう病気なのか

 □古便(宿便)とはなにか(現在のページ)

 □古便(宿便)の出し方とは

 □腸もみの必要性

 もうひとつの現代病の原因・過食